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愛情で花咲く「桜の丘見守り隊」(広報伊丹2019年3月1日号掲載)

桜の丘見守り隊1

  緑ケ丘公園の梅林跡地に平成29年、市民らによる苗木の植樹により誕生した「桜の丘」。
 その「桜の丘」の桜の育成と周辺の美化活動を行っているのは「緑ケ丘公園桜の丘見守り隊」です。
 桜への深い愛情と豊富な知識を持つ山元龍治さん(79歳。北本町2)が発起人となり副会長を務める同会は、市と市民団体が公園の維持管理を行う「公園アダプト協定」を結び30年3月に活動を始めました。
 現在の会員は70人。主な活動は第2月曜に水やりや施肥、除草などを行います。会員は資格不問で桜に対する愛情があれば誰でも参加できます。

桜の丘見守り隊2

 「桜の丘」には31種類108本の桜があり、明治時代に米国ワシントンへ贈られた12種類と同種の桜や姉妹都市の長崎県大村市から贈られたオオムラザクラ、クシマザクラなどは「珍しく貴重」と話す山元さん。
 山元さんがお勧めする桜の楽しみ方は、1円玉で花の大きさを知ることです。1円玉の直径は2センチメートル。花に近づけ、倍の4センチメートルの桜が中輪、それ以上が大輪です。
 また、花弁(花びら)の枚数が品種により異なり、5弁は一重。それが2段、3段と重なった花を八重。100枚以上を菊咲きと呼びます。他にも香りが楽しめる桜などもあり「じっくり観察してほしい」と話します。

桜の丘見守り隊3

 これから見ごろを迎える桜ですが、花見の時に気をつけてもらいたいのは「根を踏まない」こと。地面を踏み固めてしまうと根が張れずに木が窒息してしまうからです。
 1年を通して桜の成長を見守り続ける山元さんは「桜で町おこしにつなげたい。桜の丘もあと5・6年すれば木が成長し、きれいな花が咲く。その時にはイベントを開催し『桜のまち伊丹』に多くの人に来てもらいたい」と今後の抱負を語りました。