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鍛え上げられたパンチ世界の扉を切り開け(広報伊丹12月1日号8面掲載)


 

田甫吉駿さん

 10月に東京都で開催された「第1回ジュニア・チャンピオンリーグ ボクシング全国大会」の中学生52・5キロ級で初代チャンピオンに輝いた田甫吉駿さん(北中3年)。
田甫さんは5歳から空手、小学5年生からはキックボクシングを始めましたが、あまり夢中になれませんでした。パンチが得意だったこともあり中学1年生からは森岡ボクシングジム(川西市)でボクシングに転向します。
転向した当初は、「ボクシングのフォームを作ることが大変だった」と語ります。しかしフォームが身に付くと、キックボクシングをしていた頃の力まかせだったパンチが変化し、上達していきました。
7月15日~9月9日に開催された「第1回ジュニア・チャンピオンリーグ ボクシング西日本大会」で見事に優勝し、全国大会の切符を手に入れます。
全国大会は、「初めての東京での試合で緊張したけど会長からの攻めないと負けるぞという指示で最終ラウンドは攻め続けた」と話し、チャンピオンになった試合を振り返ります。
同ジム会長の森岡和則さんは田甫さんの魅力について「真面目過ぎるぐらいだが、おかげで上達が早く、パンチ力は人一倍強い」と語ります。
週6日のボクシングの練習に加え、試合前は食事制限をするなどつらいこともあります。それでも「相手選手に勝ってリングで自分の名前を呼ばれる瞬間が嬉しいから練習を頑張れる」と話します。
今後の目標は、「無駄な動きを減らすなど技術面を上達させ、高校3年生でプロテストに受かりたい」と語り「強く、優しく皆が憧れる存在になりたい」と目を輝かせました。