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ポールスポーツ世界3位「フィッシュ」で魅了(広報伊丹 2018年10月1日号掲載)


 

世界大会で「フィッシュ」を決める沙和さん

 7月にスペインで開催された「第7回世界ポールスポーツ選手権大会」ノービス女子部門で北中1年の小西沙和さんが見事3位に輝き、同部門日本人初となるメダルを獲得しました。
ポールスポーツは、4メートルのポール2本を使い、規定された技の完成度や芸術性、技術力を競います。沙和さんが小学5年の時、競技する選手の姿をテレビで観て感動し、「自分もやってみたい」と大阪にある教室に入ります。そこから月の半分はスタジオに通い、練習漬けの日々が始まります。
沙和さんは小学2年から新体操を始めていたこともあり、「身体の柔軟性やバランス、コントロール力が鍛えられていたので、すぐに生かされた」とコーチの岡本雅世さん(36)は当時を振り返り話します。
「世界大会の演技中は緊張し過ぎて気付いたら終わっていた」とあどけなく笑う沙和さんの得意技は「フィッシュ」。難易度が非常に高いこの技に挑戦する人は世界でもごくわずか。

市長に報告する小西沙和さん(写真中央)と岡本コーチ(同右)

 

岡本コーチは「体が柔らかいだけではできない技」と沙和さんの身体能力を高く評価しています。

小さい体で腕の筋力・握力が人よりも少ないが、「誰よりも負けず嫌い」と涙を流しながらも練習を続ける姿を見てきた母のあずささん(43)は話します。
沙和さんは「来年の全国大会は、姉妹でダブルス、個人でも優勝する」と世界大会への出場を目指します。
ポールスポーツの競技人口も年々増え、将来的にはオリンピック競技入りも検討され、沙和さんは「オリンピックに出場し、メダルを獲得したい。年齢的に出場できない場合は、指導者として参加したい」と将来を見据え語りました。