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できっこないをやらなくちゃ想い込め「声」を全国へ(広報伊丹 2018年9月1日号掲載)


 

坂本萌々さん

 8月に阪神甲子園球場で開催された「第100回全国高等学校野球選手権記念大会」の開会式で司会を務めた坂本萌々(もも)さん(県立伊丹高3年)。
高校入学時、新しいことを始めようと入部した放送部で初めて出場した地区大会のアナウンス部門で佳作を獲得しました。
 しかし、冬の地区大会で賞を逃した経験を機に一つの目標ができます。「絶対に全国大会に行く」と。
 そのために部活動以外にも、自主的に発声練習やニュース番組を書き起こし、読み上げるなど努力しました。
 昨年6月、NHK杯全国高校放送コンテスト県大会のアナウンス部門で4位になり、全国大会出場、そして全国高等学校野球選手権大会で閉会式の司会という大役を務めました。
 甲子園球場での司会は、「全国の人が自分のアナウンスを聞いている」という喜び溢れた経験となり、「来年は県大会で準優勝以上を収めて開会式で司会をする」という新たな目標ができました。
 夏からは、部員全員で全国大会出場を目指し、アナウンスの練習に加え、テレビ番組制作にも力を入れました。
 番組制作は企画・構成からナレーションを入れるまで行い、これまで以上に時間的余裕がなくなりましたが、「しんどいことから理由をつけて逃げ出さず、最後はみんなで喜びを分かち合いたい」との熱い想いで練習に励みます。
 その結果、今年のNHK杯県大会ではテレビドキュメント部門で「優秀」、アナウンス部門で「準優勝」の成績を収め全国大会出場を果たします。
 そしてついに、目標であった甲子園の開会式の司会を任されます。
 「高校生活最後のアナウンスを晴れ舞台でできる自分は幸せで、出場する選手が熱い想いになるよう心を込めた」と語ります。
 坂本さんは「できっこないと思っていたことも諦めずに努力すれば、夢は叶う」と振り返り、「いつかアナウンサーとして紅白歌合戦の司会をしたい」と目を輝かせ話しました。