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岡田柿衞(おかだかきもり)

岡田柿衞(かきもり)は、日本3大俳諧コレクションの1つ「柿衞文庫」の創設者です。

伊丹町長も勤めた文学者

岡田柿衞

岡田柿衞は、1892年(明治25年)に江戸時代から続く伊丹の酒造家に生まれ、大学では国文学を専攻、卒業後は家業を継ぐとともに、多くの大学で国文学を教え、また、伊丹町長や伊丹市長をも務めて、1970年(昭和45年)に伊丹市初の名誉市民の称号を贈られました。

岡田家には伝来の文化資料も数多くありましたが、郷土伊丹の俳人である鬼貫(おにつら)にかかわる作品が、かえりみられることなく、失われていくのをたいへん残念に思い、その収集と研究を開始し、後年『鬼貫全集』としてみごとに結実します。
その過程で、収集と研究の対象がひろがり、俳聖といわれる芭蕉(ばしょう)をはじめ、西鶴(さいかく)や蕪村(ぶそん)の名品が次々に収蔵され、研究が加えられていきます。
とくに芭蕉については名著『芭蕉の筆蹟』で、文部大臣賞を受賞するなど芭蕉筆蹟学の礎を築いたといわれます。

没後、それらの資料は財団法人柿衞文庫にひきつがれ、日本3大俳諧コレクションの一つとして、ゆかりの地で大切に、また確実に次代に受け継がれています。

「柿衞」の号の意味

「柿衞」の名は、江戸時代の学者である頼山陽(らいさんよう)たちが伊丹の銘酒とともに愛した岡田家の名木である「台柿(だいがき)」を、代々の当主と同様に「まもる」という意味をもつ号です。
その台柿の2世木は、今もなお柿衞文庫の庭内でゆたかに実をつけています。

柿衞文庫

お問い合わせ先
総合政策部空港・広報戦略室 広報課
〒664-8503 伊丹市千僧1-1 (市役所2階)
電話番号072-784-8010 ファクス072-784-8107

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