頼山陽撰並書 大塚鳩斎墓碑(らいさんようせんならびにしよ おおつかきゅうさいぼひ)
伊丹の銘酒「泉川」を造りだした大塚鳩斎の墓碑で,銘文は頼山陽が撰し,書も彼の筆になります。昭和41年,伊丹市の史跡に指定されました。
更新日 2008年07月30日

江戸時代後期の歴史家・漢詩人・文人で『日本外史』を執筆した頼山陽(1780~1832)は,伊丹酒の魅力にひかれてしばしば伊丹を訪れました。
柿衞文庫の台柿にまつわるエピソードは有名です。
愛飲した酒のひとつ「泉川」を造った大塚鳩斎が文政12年(1829)に亡くなったとき,鳩斎の養子信行からの依頼を引き受けて墓碑銘を記しました。
銘文解読(一部)
伊丹の酒は醇醸を主とす。一変して清淡峻烈となるは鳩斎翁に始まる。(中略)その名ついに江都にかまびすし。(中略)信行墓に銘することを余に請う。いまだ翁を知らずといえども,しかも泉川をしりてこれを親愛すること久し。(中略)よりて辞さずしてこれが銘をなす。
所在地
伊丹市東有岡5丁目127番地 杜若寺内
交通
阪急伊丹駅前5番乗り場より市バス36系統JR猪名寺経由山田行きで南本町4丁目下車,南東へ約520メートル
※墓参の方の妨げにならないようにしてください。
参考文献
- 「頼山陽撰並書大塚鳩斎墓碑」 『伊丹の文化財』 伊丹市教育委員会 平成7年
- 今井美紀「伊丹銘酒「泉川」醸造元大塚家と頼山陽-原老柳あて頼山陽書簡を中心に-」 『地域研究いたみ』第32号 伊丹市立博物館 平成15年
- 部署名:教育委員会事務局生涯学習部社会教育課
- 住所:〒664-8503 伊丹市千僧1-1 (市役所4階)
- 電話:072-784-8090 ファックス:072-784-8083






















