阿弥陀如来立像
明応5年(1496)に創建されたとされる浄土真宗教善寺の本尊で,快慶が完成した「安阿弥様(あんなみよう)」と呼ばれる形式で造られています。南北朝から室町時代ごろの製作と思われ,昭和40年に伊丹市の有形文化財に指定されました。
更新日 2008年07月30日

像高98.8センチで,左手を下に垂らし,右手は肘を曲げ,両手とも親指と人差し指とを合わせる「来迎印」を結んでいます。この形式を「安阿弥様」と呼んでいます。
全体に漆箔(しっぱく)が施されていたようですが,現在ではほとんど剥落しています。
教善寺の過去帳には,「天正7年(1579)に織田信長の軍勢によって霊蓮寺(りょうれんじ)が焼かれたとき,その本尊を教善寺に移した」と記されています。「霊蓮寺」は国指定史跡伊丹廃寺跡付近の旧地名「良蓮寺」と近似していることから,この像が伊丹廃寺から移された可能性もあります。
※通常は公開されていません。
所在地
伊丹市北伊丹3丁目68 教善寺内
交通
阪急伊丹駅前5番のりば・JR伊丹駅前6番のりばより市バス31系統山本団地行きで北村西口下車,北へ約300メートル

参考文献
- 「木造阿弥陀如来立像」 『伊丹の文化財』 伊丹市教育委員会 平成7年
- 毛利久「教善寺の阿弥陀如来立像」 『伊丹市史』第6巻 伊丹市 昭和45年
- 神戸佳文「伊丹の仏像彫刻」 『新・伊丹史話』 伊丹市立博物館 平成6年
- 部署名:教育委員会事務局生涯学習部社会教育課
- 住所:〒664-8503 伊丹市千僧1-1 (市役所4階)
- 電話:072-784-8090 ファックス:072-784-8083






















