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ホーム伊丹の魅力俳句に親しむ(投句)>俳句のここがおもしろい!!

俳句に親しむ

俳句ってどういうもの?なんだかピンとこないカモ・・・。
おもしろいって、どんなところがおもしろいの?
教えて、館長さん!

俳句のここがおもしろい!!~柿衞文庫館長が語る

俳句の最大の特徴は何でしょう?
そうです。それは「わずか17音(文字)―5・7・5―からできている」ということです。
このことが、俳句を作る楽しさ、味わう楽しさのもとになっています。

ことばのジグソーパズルを楽しもう

5音や7音は、日本語の基本的なリズムです。
いろいろな標語や広告のキャッチコピー、唱歌、演歌などにこのリズムをもとにしているものがよくみられますが、いずれも目や耳からすっと入ってきて、自然に脳の中に納まっていくような気がしますね。
そして俳句としてこの17音にまとめるために、多くのことばの中から最もふさわしいと思えるものを選び、5・7・5にあてはめていく、いわば、ことばのジグソーパズルが楽しめるのです。

その際、季節を表すことば―季語とか季題とか言います―が、大きな力を発揮します。
「菜の花」「花火」「とんぼ」「雪」といったことばが入るだけで、季節や場所など―いつ、どこで―を説明する必要がなくなり、心ひかれたことに焦点をしぼれば良いのです。
字数がもったいないので、「うれしい」「美しい」「おいしい」などといった気持ちの表現もいりません。

正岡子規の句に「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」という句があります。風景描写のようではありますが、味覚・聴覚そして秋の空気の触覚もあわせ、全身で古都奈良を味わい楽しんでいる子規の喜びが、言外に伝わってきますね。

限られた文字数だからこそおもしろい

俳句はまた、読者によって作られる文芸でもあります。
17音ではどうしても作者が言い尽くせない部分が残り、そこに作者が思ってもみなかった読者のよみが入る余地ができるのです。言いかえれば作者と読者の距離が近いのも17音であるがゆえの魅力でしょうか。

言葉の絵の具を持ってスケッチに出かけよう

さあ、小さなメモと鉛筆を持って、ことばのスケッチを始めてみませんか?
たくさんの絵の具があれば、色彩ゆたかな絵がかけるように、たくさんのことば―とくに花や木や虫や魚や雨や風などの名前―を手にいれると、俳句の表現もゆたかになり、ジグソーパズルもいっそう楽しくなります。
そして、句材をさがしてちょっと目配りするだけで、今まで気づかなかったすてきなことが、身近なところでおきていることに驚くでしょう。

<お話し:柿衞文庫館長・今井美紀さん>


お問い合わせ先 
  • 部署名:総合政策部政策室広報課
  • 住所:〒664-8503 伊丹市千僧1-1 (市役所2階)
  • 電話:072-784-8010 ファックス:072-784-8107