5市民活動

更新日:2021年03月31日

(1)活発な市民活動

本市は、17小学校単位とする地区社会福祉協議会が地域の特色あるまちづくり活動として、リバーサイドフェスタ、伊丹ふれあい夏まつり、北部ふれあい祭り、ひょうたんの里づくりなどの活動を展開している。

また自治会連合会をはじめ4つの団体の連携により、伊丹総おどり「WASSHOIいたみ」の曲と踊りを創作し、平成16年夏の地域イベントから市内一斉に、3世代が舞い踊る。

(2)「伊丹市まちづくり基本条例」

「伊丹市まちづくり基本条例」は、平成15年10月から施行されたもので、真の市民自治の実現を図るため、市民の参画と協働によるまちづくりを進めるうえでの基本的事項を定めた条例である。条例策定にあたっては、まちづくり基本条例をつくる市民会議(公募委員15名と各種団体推薦委員15名)から、約1年におよぶ協議をまとめた提言書が提出され、これを基本に条例を策定したものである。まちづくりを進めるための基本理念とそれを実現するための仕組み(情報の共有・対話の場の設置・市民意見表明制度・行政評価・審議会等委員の公募・まちづくりに関する学習機会の提供など)を定めている。

(3)市民力によるまちづくり

「伊丹市まちづくり基本条例」をもつ伊丹市では市民とともにまちづくりを考え、まちづくりを進めることにしている。平成15年度からスタートした「地域福祉計画」や15年度に策定した「伊丹アピールプラン」「環境基本計画」、16年度中に策定する「障害者計画」「次世代育成支援行動計画」など、今後のまちづくり計画についても、公募市民等の市民会議やタウンミーティングなど多くの市民とともに策定することにしている。これらの実践についても、各種団体、グループなど、市民の参画と協働によるまちづくりを推進し、高齢者、障害者等も安心してくらせるまちを目指している。

また、地域と市が協働して「地区計画制度」を活用したまちづくりが市内11ヶ所で実施され、県の「さわやか街づくり賞」(98年・丹悠会)と「人間サイズのまちづくり賞」(00年・多田街道の景観を創る会、02年・荒牧夢のまち応援団)を受賞した団体もある。

(4)都市景観形成建築物(白雪ブルワリービレッジ長寿蔵)

清酒発祥の地・伊丹の江戸時代の酒蔵をそのまま利用して造られた地ビールと日本酒のレストラン。地ビールはベルギー風でオリジナル料理やベルギー風料理を賞味できる。2階には伝統的な酒造り道具を展示したミュージアムもあり、伊丹市の都市景観形成建築物に指定されており、市内はもとより遠方からのグループや家族連れで賑わっている。長寿蔵から徒歩数分で国の重要文化財の指定を受けた酒蔵や美術館、工芸センター、俳諧資料を収集展示する柿衞文庫等で構成されるみやのまえ文化の郷がある。

阪急伊丹駅あるいはJR伊丹駅から徒歩5分程度。

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