4伊丹空港

通常の気象条件の時には、伊丹空港を北西に離陸した飛行機は、伊丹市上空で左旋回する。その際に飛行機の窓から伊丹市街地が一望できる。特に日本列島を形どった島がある昆陽池は上空からも非常にわかり易く、目立つ存在となっている。

神津地区で造成が進む空港周辺緑地は、南北1．2km、8．6haの航空機騒音の緩衝緑地として19年度末開園に向け整備を進めている。中間地点には展望施設が計画されており、17年度末には北側一部の開園も予定されている。当該緑地はジェット旅客機の発着を至近距離で見学できる場所となる。

航空機環境対策の一環として「空港に親しむ緑化空間」を創出するもので、広さ約5，000平方メートル。離陸コースほぼ直下で飛行機が見られる展望デッキや人工のせせらぎ、日時計、モニュメントなどがあり、梅やアベリアなどの木や花約12，600本が植えられている。飛行機の離発着を見るには絶好の場所にあり、人気を集めている。この公園の東隣では1．6haの「下河原緑地」が整備され、駐車場（計9台分）やトイレも完備し、エア・フロント・オアシス下河原と一体的に利用できる。

市バス阪急伊丹駅前6番のりばから下河原行きで終点下車、南へ徒歩約10分。

岩屋に立地する「原田下水処理場」の屋上に建設されている市民開放施設であり、芝生広場（複合遊具）、せせらぎ広場（ゲートボール場）、多目的運動広場で構成されている。伊丹空港に隣接していることから、離着陸する航空機の見学場所としても利用されている。

阪急伊丹駅（阪急伊丹線）より伊丹市バス岩屋循環クリーンスポーツランド前行きで「岩屋東」下車もしくは岩屋循環線、東口酒井下車、徒歩5分。

プラネタリウム館、文化センター、児童センターの3館から成る複合施設。直径14メートル、高さ7メートル、収容人員150名のプラネタリウムによる星空の投映。太陽系サイクリング、ロケット打上げなどの常設展示で、こども達の科学する心の育成支援。さらに、子どもや保護者向けの、天文・科学・工作などの様々な講座・イベントを実施。また、児童センターでは、各種遊具やソフトを提供し、地域の児童健全育成の場を創出している。

市バスJR伊丹駅前5番乗り場から、空港線で神津下車すぐ。阪急伊丹駅前6番乗り場から、岩屋循環または空港線で神津下車すぐ。