伊丹市では、"全国で初めて"AI防災協議会と共同で、
「LINEを活用した伊丹市避難行動要支援者の安否確認モデル事業」を始めます。
平成30年台風第21号においては、避難行動要支援者の安否確認に膨大な時間を要したことが課題となりました。そのため、市は安否確認を迅速に行えるよう伊丹市水防図上訓練(令和元年5月31日)にて、LINEを使って仮想要支援者(職員)が安否情報を登録し集約する訓練を行いました。
訓練の結果、災害時にLINEでの安否情報の収集は効果的だと判断し、6月18日にAI防災協議会に加入し、官民連携で「伊丹市避難行動要支援者の安否確認モデル事業」を始めることといたしました。
伊丹市総合防災訓練(令和2年1月26日実施)では、実際に要支援者の方を対象にLINEを通じて安否確認訓練をあわせて行います。
また、モデル事業に合わせ、LINE公式アカウント「伊丹市 防災・要支援者安否確認」を開設しました。これは、要支援者の安否確認用メニューを導入するとともに、要支援者に限らず、"友だち"になれば、だれでも市が発信する防災情報(避難情報等)を得ることができます。
(1)LINE公式アカウント公開日 令和2年1月7日
(2)要支援者メニュー運用開始日 令和2年1月8日
・安否確認の事前登録
・安否確認登録
(3) 伊丹市総合防災訓練(安否確認訓練)
(日時)令和2年1月26日(日) 午前10時~午前11時半ごろ
(場所)伊丹スポーツセンター 体育館
(内容)午前10時に事前登録の要支援者へ一斉にLINEを送り、SOCDA(防災チャットボット)及びD-SUMMで、LINEの安否情報を集約し、伊丹スポーツセンターで行う災害対策本部会議においてプロジェクターで投影し、臨場感ある状況確認を行います。
※個人情報は見えないよう処理しますのでご安心ください。
(4) 事業概要については、下記の添付ファイルをご覧ください。
モデル事業の実施期間等は、「モデル事業説明資料」に掲載しております。
<官民連携機関(開発・協力機関)>
・AI防災協議会(事務局:LINE株式会社)
・(国研)防災科学技術研究所(NIED)・株式会社ウェザーニューズ(WNI)・(国研)情報通信研究機構(NICT)
内閣府SIP「国家レジリエンス(防災・減災)の強化」「避難・緊急活動支援統合システムの研究開発」「対話型災害情報流通基盤の研究開発」の上記3機関は「SOCDA(ソクダ)」研究開発チーム
LINEアプリをお持ちのスマートフォンなどにインストールしていただいた後、下記のいずれかの方法で、公式LINEカウント「伊丹市 防災・要支援者安否確認」を「友だち」に登録してください。
<QRコードから登録>
QRコード読み取り機能がついているスマートフォンをお使いの方は、LINEアプリを起動し、「友だち追加」画面を開いて「QRコード」ボタンを選択してください。読み取り画面が開くので、このQRコードを読み取り、「伊丹市 防災・要支援者安否確認」を友だち登録してください。
<ID検索から登録>
LINEアプリを起動し、「友だち追加」画面を開いて「ID検索」ボタンを選択してください。文字を入力する画面になるので、「@390iwvay」と入力して検索していただき、「伊丹市 防災・要支援者安否確認」を友だち登録してください。
この安否確認モデル事業では、LINEを使って、要支援者本人やご家族など、(1)事前登録しておき、非常時には、事前登録された要支援者の(2)安否登録を行っていただきます。
(1)事前登録
モデル事業に参加する場合には、以下PDFの手順のとおり、事前にご登録いただく必要があります。
(2)安否登録
災害などの非常時には、LINEを通じて事前登録いただいた方へ安否確認を行いますので、伊丹市から通知が来た場合には、下記のPDFの手順に沿ってお返事いただきます。
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