現在の位置

判断能力が衰えてきた母親の財産を守るために~成年後見制度

広報伊丹平成24年8月15日号に掲載

事例

先日、遠方に住む母親に会いに行くと、テレビショッピングで購入したらしい商品が、いくつも届いていた。

送り状などを見ると、全く同じバッグを3回も購入していたことがわかった。

母親は73歳で、一人暮らしをしている。

体は健康だが、最近、判断能力の衰えが気になる。

この先、必要のない高額な契約をして、財産を失うことにならないか心配だ。

母親の財産を守る方法はないだろうか。 

助言

判断能力が不十分な方を法的に保護し、支援するための制度として「成年後見制度(せいねんこうけんせいど)」があります。

制度について情報提供し、問い合わせ窓口を紹介しました。

認知症、知的障がい、精神障がいなどの理由で、判断能力の不十分な方は、不動産や預貯金などの財産を管理するのが難しかったり、悪質商法などの被害にあったりする可能性があります。

成年後見制度

法定後見と任意後見があります。

『法定後見制度』は、本人の判断能力の程度に応じて、「後見(こうけん)」(判断能力が全くない)、「保佐(ほさ)」(判断能力が著しく不十分)、「補助(ほじょ)」(判断能力が不十分)の3つに分かれています。

本人の事情に応じた利用ができるようになっています。

家庭裁判所によって選ばれた成年後見人・保佐人・補助人が本人の利益を考えながら、

  1. 本人に代わって契約などの法律行為を行う
  2. 本人が法律行為を行うときに同意を与える
  3. 本人が同意を得ないで行った不利益な法律行為を後から取り消す

これらのことを行うことで本人を保護・支援します。

『任意後見制度』は、将来、判断能力が不十分な状態になった場合に備えて、あらかじめ後見人を選び、手続きを行っておく制度です。

問い合わせ窓口

成年後見制度について

「伊丹市福祉権利擁護センター」のページ (外部リンク)

電話: 072-744-5130(平日午前9時~午後5時30分)

申し立ての手続きなどについて

「神戸家庭裁判所 伊丹支部」のページ (外部リンク)

電話: 072-779-3074

お問い合わせ先
市民自治部まちづくり室 消費生活センター
〒664-0895 伊丹市宮ノ前2丁目2番2号伊丹商工プラザビル1階
電話番号072-772-0261 ファクス072-775-3811

みなさまのご意見をお聞かせください

このページの内容は分かりやすかったですか。
このページは見つけやすかったですか。

契約トラブル関係