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第29回 市長と気軽にグループ・トーク(あったまる会)

(「あったまる会」を以下グループと表記)

 

 

  あったまる会と市長のトーク内容の項目
○     「市政への提言」について
○     自転車マナー、自転車レーンについて
○     市民への広報の方法等について(広報伊丹、市民便利帳)
○     公共施設おける託児コーナーの設置について
○     男女共同参画課の課名変更について
○     伊丹市バスの停留所、ルート等について

 

市長:

 あまり堅苦しくなく、ざっくばらんに言いたいことを言ってもらい、今日はご意見を聞かせてもらいたいと思って来ました。グループトークというものは、市長就任時にこれから伊丹市民と一緒にやっていこうということで、あまり堅苦しくなく、どなたでもお越し下さいというので始めたものです。限られた時間ではありますけれども、ざっくばらんになんなりとおっしゃっていただければと思います。よろしくおねがいします。

一同:

 よろしくお願いします。

グループAさん:

 ではまず、「あったまる会」の紹介をさせていただきます。 あったまる会は、女性・児童センターのサロンのコミュニケーション講座の修了生で構成し、男女共同参画の視点を取り入れた講座をセンターと協働で企画、運営させていただいております。 去年は、出産や仕事を辞められた方を対象とした「女性のチャレンジ支援講座」を企画させていただきました。そして今年は4年に一度の統一地方選挙の年ということもあり、もう少し市民の皆さんに市政に関心を持っていただこうと、「市政の仕組みを知ろう」講座を企画させていただきました。

グループBさん:

 では、早速私のほうからお話させていただきます。

「市政の仕組みを知ろう」の講座では、30代40代の女性中心に沢山来ていただきました。その講座の時にとったアンケートの意見で多かったのが、「市政に興味があるけれども、どのようにかかわっていけばいいか分からない」というものでした。
 また、きららホールで「市政への提言」をはじめて見たのですが、こちらに提言を書いて送った場合、どのように取り扱われるのか、提言とその回答や取り組みを市民が参照できるような仕組みがあるかどうかを教えていただきたいです。

グループCさん:

 私は、新聞等でも取りざたされている自転車のマナーについてです。伊丹市に引っ越してきまして、伊丹市は自転車に乗る人が多くてびっくりし、自転車道の整備が必要だとおもいました。

 ちなみに、私は尼崎市の出身なのですが、尼崎市には自転車道があります。

市長:

 自転車道はどの辺りにあるのでしょうか?

グループCさん:

 塚口の周辺です。伊丹の生活には自転車が密着しているにも関わらず、自転車道をお見かけしたことがないので必要かなと思います。

グループDさん:

 私は、市役所やハローワーク、市議会の傍聴など公共施設での保育付きの託児コーナーの必要性をよく感じます。子どもが迷惑をかけるのではないかと思ってしまい、行く必要がある時でも躊躇してしまうので、保育付き託児コーナーの計画があるかどうかを教えていただきたいです。

 また、保健センターの検診や集団予防接種の時間が、子どもの昼寝の時間や幼稚園のお迎えの時間、小学校の下校の時間である2時、3時に重なっています。 こういったことから、保健センターで一括実施されているというのはどのような理由なのか、またかかりつけ医などで自分の都合のいい時間に行けるようなことにはできないかを教えて下さい。

グループAさん:

 私は、女性・児童センターで保育付きの講座を受講することができて、子育て中に子どもから離れて、自分の時間を取れてリフレッシュができて、すごく恵まれていると思いました。

 また、伊丹市には公共施設がすごく多く、自転車や徒歩で行ける圏内にあるということでも恵まれていると思います。しかしながら、今回市政の講座を企画した際、受講された多くの方から、「女性・児童センターに来るのも利用するのも初めてで、もっと早く知りたかった、もっと利用しておけばよかった」という声がありました。伊丹市内の公共施設は多くてとても恵まれているのに、そこで何をしているのか、そもそも存在自体を知られていないことがもったいないと痛感しました。

 そこで、もっと施設が有効に活用できるように、施設情報の一元化や、文化施設を結ぶ交通機関を考える仕組みが必要だと思います。情報の一元化については、昔、伊丹市に市民便利帳というのがあり、すぐ見られて、すぐ調べられるのがとても便利でした。現在、市民便利帳はマップの形になっていますが、以前のような冊子型へ復活する予定はあるのでしょうか。

 また、広報伊丹のレイアウトについてですが、文字等が見にくいかと思います。レイアウトや紙面については見やすいかどうかのリサーチを市民にされているのか、そして、リサーチした内容を反映したり、他市の広報紙と比較したりして、よりよい紙面づくりをする計画はあるのでしょうか?

市長:

 ご意見ありがとうございました。

 最後の市民に施設が知られていないというのは情報提供が出来ていないのではないかということですね。情報提供の話については市長への提言もそうですが、市民の皆さんと行政との情報のやり取りをどうすればいいのかということが根っこの問題かなと思っています。

 自転車の件や託児についても、私に言っていただいてもいいのですが、私ではなくてもみなさんの都合のいいときに提言や意見や質問をされた方がいいかと思います。

 わたしとしては、市民との情報の説明責任を果たした情報の共有化や情報公開だけではなくて双方向のやり取りが必要だと思い、広報戦略をしてきたつもりですが、よく情報が伝わってないと言われます。

 どういった公共施設があり、どういった事が行なわれているのかは、ズラズラと広報に書かれているのですが、周知されていないのが問題かなと思います。

 最近の市民アンケートでも、インターネットのホームページが情報ツールやメディアの中で一番有効だと回答されており、また、市政への提言も封書よりもインターネットの方が多くなってきています。

グループBさん:

 市政への提言はインターネット上にもあるのですか?

市長:

 インターネット上の市政への提言としては、市役所ホームページにオンラインサービスのご意見・ご質問というページを平成10年から設置しています。

 市政へのご意見について、実際どのようなメディアやツールを通じて意見をもらっているかというと、平成8年では郵送・投函によるものが多かったですが、インターネットによるご意見がどんどん増えていきまして、最近では年間500件ぐらい受け付けています。

 基本的に、担当課が質問やご意見に対して回答をしますが、私もその意見を時間のある時に目を通しています。

グループ:

 回答はどのようなツールで行なっていますか。

市長:

 インターネットでのご質問でしたら、勿論メールで差し上げています。

グループ:

 今までにあった、提言や質問、そして回答なり取り組みなりを参照できるようになっているのでしょうか。

市長:

 プライバシーの問題もありますので、全て公開していることは無かったかと思います。よくある質問ということで市のホームページ上部に一般的なご質問に対する回答というものについては参考として書いてあります。

 ホームページのレイアウトのご意見については、利用者の立場でこういった部分が悪いということをどんどん言っていただきたいと思います。

グループ:

 そのやり取りは何度もしてもいいのでしょうか。

 例えば、回答が来て、半年や一年経っても何も変わっていないとこちらが感じた場合に、あの件はどうなっていますかとずっと追っていってもいいのでしょうか。

市長:

 ええ、私もそれを見て担当課の対応がまずそうだった場合、私どもが指導することもありますし。

市長:

 要望についても年間に600件ぐらいあるのですが、多くが個別の苦情や要望で、市民の声は色々あります。今回の政策提言のようなものも沢山あり、参考にさせていただいております。しかし、言っていただいたから必ずやるというのには難しいところもあります。今日お聞かせ頂いた、ホームページの構成についても、具体的に言っていただければありがたいです。

 最近は、i Phoneやアンドロイドといった、スマートフォン端末でインターネットへアクセスもできますし、時間がある時にちょこちょこっとできるこういう環境が整いつつあって、スマートフォンを使いこなすことが多くの市民に普及していくとそういったことを中心にやっていこうかと思います。勿論、封書が良いという方もいらっしゃるかと思いますので、いろんなメディアやツールを準備しておく必要はあるかとも思います。

グループ:

 ただ、市政への提言や意見を書きたいなと思う前の段階の人が結構いらっしゃるかと思います。日々色々な生活の中で、困ったなとかこういった事をして欲しいなと思っていながらも、どこへ言えばいいのか、こんなことを言ってもいいのだろうかと思っている方が大半ではないでしょうか。

 例えば、多くの市民が広報を読まれるのであれば、市長が自らご意見をお待ちしていますというのを広報へ書いていただくことで、情報交換したいという市長の思いが市民に伝わると思います。思いを市民にもう少し伝えていただけたら、市民は声をあげることへ意欲的になると思います。

市長:

 私からの情報提供としては、毎月1日号の二面に掲載されている「ふじわランド」はご覧になっていますか?

グループ:

 うーん・・・。

市長:

 やっぱり、市民の皆様は具体的な情報の方に興味がある方が多いし、私の思いを広報で伝えることは正直難しいなと。

グループ:

 先ほど広報戦略とおっしゃっていたのですが、広報伊丹は毎月2回、読みづらいが目を通そうと思うので、広報伊丹をより読みやすい紙面にしていただくのが一番の近道だと思います。

市長:

 では提案です。皆さんで広報戦略を考えていただけませんでしょうか。

 要するに、女性の方がしっかり広報を読んでもらっているようで、広報課長を女性にして女性の目線で広報伊丹や広報戦略を考えてくれということで努力はしてもらっているつもりです。

 しかし、色々な市民の方がいらっしゃるので、市民の利用者の立場といいますか、生活者の立場でどういうやり方をすれば、市の情報がはいりやすいのか、また提言がしやすいのかについて考えていただきたいです。私も、それは本当に大事なことだと思っています。また、努力していても市民の方に伝わっていなければ意味がなく、結果が問題であるとも考えています。

グループAさん:

 伊丹市は本当に緑が多くて、子育てもしやすい街です。そして公共施設にも恵まれているのにもかかわらず、その利用率は低いので、もっと活用するようになれば、無駄なことはないと思います。税金を投じてでも、市民の方に寄り添った政策をとっていただければ、それは何ら無駄なお金ではないと思います。

市長:

 本当にありがたい提言です。では、お時間いただけますか。今日は、広報の責任者を連れてきていないので、私の思いだけ伝えるのではなく、双方向でやっていかないとと思います。

 特に私が情報の大切さを切に感じたのは、2年ほど前の新型インフルエンザが流行した時でした。このような緊急時にどのように市民へ情報提供をしたら良いのかということから、FM伊丹に市民への情報提供について考えてもらったりした結果、でてきたものが「デジタルサイネージ」です。

 人が集まるであろう商店街や市内の各公共施設に設置し、普段は企業のPRやCMを流しつつ行政情報を流し、緊急時には緊急情報を素早く流すという想定をしていますが、どこに設置すればより効果的なのかを考えています。 そういうことはやはり、市民の意見、生活者の意見が大事だという認識はありますが、批判をもらうことも多く、どうするべきかと考えております。

 ただ、今日は最後まで聞ききれないので、情報のやりとりについては代表者さんの連絡先をきいて、後日ということでもよろしいですか?

グループ:

 はい。よろしくお願いします。

市長:

 あまりに大きなことをドンと言われても実現が難しいかと思いますが、ホームページの構成や広報伊丹の構成、便利帳などについて思っていることをどんどん意見を言って下さいね。

グループAさん:

 便利帳については、マップ型に変わった時に担当の広報課に問い合わせたことがあります。便利帳は復活しないんですかとたずねたのですが「あぁ」とため息をつかれました。やっぱりそういう問合せが多いみたいで・・・。

市長:

 どういう風にいわれましたか。

グループAさん:

 今のマップ型のものはやっぱり見にくいですねと。また、なぜ便利帳は復活しないのですかとたずねました。

グループDさん:

 私は他市から転入してきましたが、便利帳を知らなかったです。転勤族の友達は便利帳があった時代に伊丹へ転勤してきて、字も大きくて読みやすくて、転入した私にとっても便利だったよと言われて、私が持っていないことに凄く驚かれました。

 引っ越してきたばかりの時は、情報がまずゼロベースから始まるので友達はいないし、夫は会社に行ってしまうから伊丹に生活しているのは私と子どもだけで、本当に情報がまるっきりない中を一生懸命探さないといけない。今のマップ型のものも勿論読みますけれども、なかなかどこで何をやっているのか理解しにくくて。

市長:

 こういったもの(便利帳)がありますよというお知らせをして、欲しい方に差し上げればいいんですかね。正直、全世帯にお金かけて配布しても使わない人は使わないと思います。

グループDさん:

 転入してきた私のような人については、1冊は欲しいと思います。

子育て支援のこともさまざまな物をもらい、子育て相談したい時には電話をしたり活用させていただいています。 ただ、この便利帳が無かったので、早く伊丹市民として慣れたいにもかかわらず、情報が入ってこず、凄く寂しい思いをしました。

市長:

 例えば皆様「ウォーキングマップ」って見ていただきました? あれは情報提供の意味で市内の散歩コースを企業の協力を得て、広告を入れて作ったものです。

 情報のやり取りについて私たちもできるだけ市民のみなさんにとって分かりやすい情報提供をしたいと思っていますが、具体的にはこの場で言いにくいので、個別に広報課に次回につないで担当者と意見交換させていただきます。

 では、二つ目自転車の話。

グループCさん:

 自転車の通行についてはすごく不便をしていて、人が歩道で車が車道、自転車だけ中途半端で歩道を走れば邪魔になるし、車道をいけばこっちの方が危ないぐらいになります。

市長:

 ヨーロッパのアムステルダムの自転車道を伊丹市でもやってはどうかという提言がありますが、やはり伊丹では道路の幅が違います。

まず、車道を犠牲にしたり、家を移動させたりしてまでやるべきかという話があり、おっしゃるような自転車専用道というのはなかなか現実問題難しいです。しかし、少なからず自転車マナーの問題があるかと思いますので、安全教室を実施し、修了証を渡すなどの工夫が考えられます。

 先ほどお話にありました、託児コーナーについては、講演会でも一時保育があったり、阪急伊丹駅前のショッピングデパートにも有料ですが託児サービスがあったりします。

グループ:

 ファミリーサポートのことも一時保育のことも知っています。

 例えば議会傍聴やハローワークや公共施設でも、市役所の手続きの時の2、3分ちょっとみていただいたら終わることだから1時間預けることもないような用事をする場合に一緒に連れて行くんです。

市長:

 市役所の中では、こども未来部がある4階で、子どもを遊ばせることができます。

グループ:

 こども未来部には、コーナーはあっても保育士さんはついてらっしゃらないのですか?

市長:

 正直申し上げて、いつ来られるかわからない方の為に人をずっと保育士をつけておくことは、コスト的にも高くついてしまいます。

グループ:

 では、例えば保育士さんでなくても、職員の方がちょっとの間見ているというのでも本当にありがたいと皆思っているかと思うのですが。

グループ:

 これが本当のサービスかと思います。有料でするのではなくて。

市長:

 役所的に言えば何かあったときにどうするかという誰が責任をとるのということはあると思います。やらない理由はあるのですけれども、やる為にはどうしたらいいのかですね。

グループ:

 ボランティアの方をつけるのはどうですか?

グループ:

 市民病院でもよくボランティアで案内されている方がいらっしゃいます。

 そのような感じで保育ボランティアの方がエプロン着けて待っていらっしゃったら、手続きがあるので30分だけ見ていただけないでしょうかと気軽に言えますけれども、前もって予約となると、子どもが熱出して行けなかったり、都合が変わったりで行けなかったということもあるので。

市長:

 保育利用者の人数調査をまずやりましょうか。

副センター長:

 一つだけ一例として、明石市役所が来庁者のための託児を1階に設けています。

市長:

 どのぐらい利用されていますか。

副センター長:

 利用率は私も分からないです。最初出来た時にはなぜこのようなことをするのかと思っていたのですが、実際、私が市役所に行った時に孫を預けたら、スムーズに話し合いができました。明石市が詳しくはどのようなやり方をしているのか分からないですけれども。

市長:

 その話は前からあるけれど、じゃあ具体的にどのようにやるのかということは難しいなと。正直、市も財政が苦しくて特に人件費はカットカットで財政に定数も公務員は減らせと言われ、どんどん減らしていることもあって、職員をずっとおくということは難しいと思います。

 先ほどご提案のあったボランティアですとか、知恵を出してやれないか。明石市ですでにやっているのであれば、どういうようにやっているのか、また良いところ悪いところ出していただいて、宿題にさせてもらっていいですかね。

グループ:

 はい。

グループAさん:

 今回、男女共同参画課の名前が同和・人権推進課へなりましたね。伊丹市はオンブード制度も日本で初めてできて、斬新かつ先進的なイメージがあって、すごいと思っていたのですが、課が一緒になったことや一緒に業務をされていることも分かるのですが、その看板を下ろされたことによって男女共同参画について後退しているイメージになって、少しイメージダウンかなと。

市長:

 私は、実質中身をやっていけば良いと思っています。

グループ:

 中身自体の問題もあるのですが、看板があるとないとではそれに対する取り組みが違うのかなと思ってしまいます。

市長:

 そういった声もあるかと思い、男女共同参画の主幹をつけています。

 また、私が中身の検討として担当へ検討課題として挙げているのがオンブード制度です。行政として努力してきたとアピールしてきていますが、具体的に伊丹市内でどのような成果が上がったのかということを検討すべきだと伝えています。

グループ:

 そうですね。

市長:

 実は今日も男女共同参画の報告会議があり、オンブードの方々から報告を聞きました。本当に立派な報告書を作成していただいているのですが、市民のどれくらいの人がこの報告書を読んでいるのかなと思います。

グループ:

 そうです。それが問題だと思います。実際、オンブードの方も市の方も一生懸命作成されていますし、取り組まれていますけれども、市民に浸透していないと感じます。

市長:

 そういうこともあり、組織の看板の話もありますが、私は看板よりも中身かなと思います。行政は、組織をつくりました、報告書作りました、委員会設けましたと言うんですけれども、その結果どうなったのかが大切だと思います。具体的に伊丹の地域社会で男女共同参画を進めないといけないと思います。

グループ:

 なるほど。

市長:

 次にループバスの話ですが、それは必要でしょうか。コストをかけ、皆様の税金を使っても行なったほうが良いのかということです。

 例えば近隣でも西宮市や山口町では市の行事に行こうと思ったら、何十キロ電車・バスを乗って行かないといけないという中、乗り換えが不便という意見をおっしゃるのは分かるのですが、伊丹市は大変便利な構造になっているかと思います。

グループEさん:

 昔、子どもがシティーゴーラウンドによく乗っていて、プラネタリウムやサンシティに乗り換えなしでいけるので便利ということで安心して使えていたということがあります。ベビーカーもって伊丹駅に行って又乗り換えてというのはとても難しいという声を良く聞きます。

市長:

 シティーゴーラウンドは伊丹市内の施設同士を行きやすくする為に前の前の市長さんが行なったものですが、実績は利用者が少なくて採算が取れず、常時1300万~2000万を一般会計からその経費に税金をあてがっていました。

 つまり、先ほど西宮市などを例に出しましたが、それも市の考え方の問題で市の税金を使ってでも、そういったサービスをやった方が良いかどうかという判断だと思います。ですからお願いしたいのが、私もないよりあったほうがいいだろうと思います。しかし、そこまで負担して市民の皆様にお願いしてまでやるべきかどうか、これが少し躊躇するところです。

グループ:

 では、現在ある既存の市バスのルートを変更することは難しいことなのでしょうか。

市長:

 そうではないと思います。

グループ:

 では、外回りや内回りのように循環しているバスが欲しいです。

市長:

 循環バスについては常に議論の出る話で、環状線というのは利用者の絶対数が少ないです。また、市バスというのは企業会計をやっていますから、採算性が合わなくてもやらなければなりません。

こうやったほうが便利だろうというのは、利用者の方は便利なのですが、そういった便利な方が沢山いらっしゃる中、要するに市バスしか足がないようなところは走らせないといけないんです。よく言われるのが、赤字路線を見直し、縮小していくんですね。市バスは全国的に赤字ですが、伊丹は黒字なんです。

グループ:

 でも伊丹は黒字なんですよね。

市長:

 伊丹市は黒字でよくやっていると思っていただけるかもしれませんが、これは逆に言えば市民の要望に全てお応えしていないということになります。伊丹市ではやっていませんが、過疎の地域ではお年寄りが医療機関に行く為に赤字でも公共交通の役割としてやらないといけないというのもあります。

伊丹市の路線も赤字の路線も実施しているところがありますし、一般会計から補助しているものもありますが、それをどんどん増やしていくとなると市民負担も増えるだろうと思います。

 逆に、公共性が比較的に大きそうなものであれば提案していただいて、利用者の声を反映した交通路線が当たり前ですから検討させていただきます。

 ただ、申し訳ないのですが、利用者があまりに少ないようであれば新しい路線の設置は難しいということに尽きるかと思います。

グループ:

 市役所に直通で行くバスが無いというのはちょっと。

市長:

 今は、寧ろ行政サービスを受けるために市役所にいかないといけないということが違うのではないかと思います。

グループ:

 例えば先ほどベビーカーの話があったように、むっくむっくルームや子育て支援センターに行きやすいバス停などを考えてもらえませんか。

市長:

 設けますとは言えませんが、具体的に提言していただければ検討します。バス停の設置が難しいのは、バス停をどんどん増やす訳にはいかないので、バス停を移動させることになり、現在便利な人と移動することによって便利になる人と両方の立場の方がいるため、どちらの方がトータル的に見て利用者の利便になるかということです。

グループ:

 提言してみる価値はありますか。

市長:

 はい。何も遠慮する必要はありません。どんどん提言をして下さい。

 市役所はみなさんの払っていただいている税金で運営している組織ですから、スポンサーである皆さんがなにも遠慮をする必要はない。ただ、くどいようですがスポンサーだからといって何でもできるわけではないのです。 それにあたり、私が特に言っているのが「言われてできることは直ちにやる、できないことは何故できないかを説明する、時間がかかりそうなものは何時までにできそうか、何時までにはできないかをはっきりお答えするということで信頼関係をつくっていかないとこれからの行政はやっていけません」と言うことです。 そういった意味ではこの女性・児童センターで関心をもっていただき、意識を高めていただいた市民の皆さんですから、本当に遠慮せずにどんどん言っていただきたいです。

事務局:

 では、時間ですので。

一同:

 ありがとうございました。

お問い合わせ先
市民自治部まちづくり室 まちづくり推進課
〒664-8503 伊丹市千僧1-1 (市役所1階)
電話番号072-780-3533 ファクス072-784-8130

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