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平成29年度兵庫県尼崎市

1.参加委員
  委員長   戸田 龍起        委 員   佐藤 良憲
  副委員長  大津留 求         〃    北原 速男
  委 員   林   実         〃    上原 秀樹
   〃    山薗 有理         〃    吉井 健二
   〃    竹村 和人        
2.視察先   ボートレース尼崎
3.実施日   平成29年7月28日(金)
4.調査事項  下記報告のとおり
       

10:00~ ボートレース尼崎
<事業及び施設概要について>

初めに、ボートレース事業管理者よりあいさつの後、戸田委員長よりお礼のあいさつがなされた。
その後、事業課長から別紙資料に基づき説明がなされた後、質疑応答がなされた。
<説明の概要>
●平成28年度の伊丹市開催レース売り上げの特徴
・6月に開催した女子レーサーによる「ヴィーナスシリーズ」6日間の売上額が24億9500万円と最も高くなった。
・電話投票の促進策として、スポーツ紙の広告を利用し、全国展開を図ったところ、電話投票の利用者が増加し、売り上げが上がった。
・スマートフォンの普及や、電話投票促進事業によって、電話投票での売り上げが40%を超えている反面、本場での売り上げと来場者数が年々減少している。ボートレース振興会においても「本場30km商圏活性化支援課」を設置し、新規ファンの獲得と活性化に取り組む事業展開を図っているところである。
●売り上げ金額及び入場人員の推移
・総売り上げ金額
平成3年  約544億円がピーク
平成26年 約169億円
平成27年 約86億円
平成28年 約101億円
・一般会計への繰出金額
平成3年  約38.6億円
平成6年、12年、17年 0円
昭和28年度から平成29年度末(予算)までの繰出累計は約705億円
●各種公営競技別売り上げ金額及び今後のボートレース事業について
公営競技全体の売り上げは約4兆9,689億円であり、前年度比で104.5%と上昇傾向である。このうちボートレース事業については、平成28年度の売り上げ総額は約1兆1,111億円となっており、前年度比で106.6%の上昇となっている。平成22年から平成23年にかけて低迷していた売り上げが微増に転じている。ボートレース業界においては、平成27年度・平成28年度の年間売り上げが1兆円を超え好調な状況であり、平成29年度は年間売り上げ1.2兆円の目標達成に向け、業界全体で取り組んでいる。
しかし、本場の売り上げ低迷や、導入が予定されている消費税増税など、今後の収益確保に対して、厳しい経営環境が予想されている。ボートレース事業局としては、効率的な開催運営による経費の削減、電話投票などの広域発売の強化、本場開催においては、尼崎市と連携したお客様のレース観戦環境の改善、効果的な来場促進イベントの実施などに取り組んでいく。

<質疑応答>
問)ボートレース全体としては近年売り上げが好調とのことであるが、大きなレースが開催されていない中、伊丹に限った売り上げ状況はどうか。
答)伊丹は一般レースだけの開催であり、あまり恩恵を受けていない。収入が伸びているのは歳出の削減に取り組んでいるからである。一般会計への2億円の繰り出しができるように努めている。

問)今年の売り上げは100億を超えられるのか。
答)9月開催のG3.レースマスターズリーグの売り上げによるが、90億円台で2億円の繰出し金が出せる経営改善を行っている。

問)電話投票が平成27年度23億円、平成28年度31億と伸びているが、この恩恵はあまり受けていないのか。
答)ヴィーナスシリーズで大きく恩恵を受けた。その他の一般レース時においても確実に10~20%の増はあるが、これを相殺するくらい本場の売り上げが下がっている。本場の売り上げは平成27年度20億、平成28年度18億円台と7.8%の減となっており、底打ち感が見えない。今年度も本場の売り上げが下がって、電話投票が上がっている。施行者としては、電話投票が上がれば収益確保はできるが、本場の売り上げがあればさらによいということで、本場売り上げの落ち込みを戻し、いかにコンパクト経営しながら経費を削減していくかが課題である。

問)電話投票と場外委託の利益率はどのくらいか。
答)電話投票は非常に利益率が高く、12~13%ある。払い戻しの他、交・納付金や尼崎市への借上げ料が発生するが、警備も清掃も必要ない。場外委託は各場外の借上げ料や手数料が必要となり収益率は低い。

問)売り上げが平成27年度86億円、平成28年度101億円と伸びているにも関わらず、本場での売り上げが減っている。電話投票が伸びているとは言え、これだけ全体の売り上げが伸びていれば、本場の売り上げもよさそうに思うが、本当に本場に来ずに、電話投票・場外委託の方がそれほどふえてきているのか。
答)ボートレース尼崎には、平成25年にできたセンプルピアという尼崎市所有の毎日舟券を発売している場外発売所がある。さらに、梅田と新開地がある。伊丹所有の洲本などの郊外型ではなく、本場の近隣に居住の方がいつでも場外発売所で買える状態である。また、本場に来て電話投票をしている方もいる状況であり、本場売り上げの落ち込みを食い止められていない。

問)利益率の高い電話投票が伸びてきているので、本場売り上げのある程度の落ち込みは経営的に問題ないのでは。
答)中央団体に本場30km圏内を活性化する新しい部署ができ、今年度からさらに強化する方向である。我々は借上げ施行者であり、本場の売り上げが下がったら、下がった売り上げ分の借上げ料を支払うことになるので、経営的には議員指摘のとおりであるが、警備や清掃、投票機器、映像機器などは大きな場であれば大量に必要になり、その分の経費がかかる。新しくできた鳴門は非常にコンパクトな場になっているので、多くのお客様が来なくても経営できる体制になっており、24場全体が鳴門のような場になる方向ではあるが、尼崎がいつになるかはわからない。本場の活性化は業界を挙げてのことであり、その方向性にノーとは言えないので、取り組んでいく。

問)公営競技全体について、平成23年度を境に売り上げが上昇しているのはなぜか。
答)景気が若干上向いていることと、購買単価が減少しレジャー化して裾野が広がったということ。また、各公営競技業界がそれぞれで売り上げ向上の取り組みをしていることが理由。例えば競輪はミッドナイトレースという電話投票のみの夜11時までのレースを行っている。地方競馬は電話投票を遅れながらではあるが導入し、その売り上げが最近上がってきている。ボートレースは中央団体を中心としたボートレース振興会がCMに渡辺直美氏を起用するなど広報戦略を活発に行っている。

問)電話投票の単価はどのくらいか。
答)1日1人5千円以下である。本場は2万円程度、場外は1万円程度である。

質疑終了後、「主審判室」「計算センター」「警備本部」「競技ピット」等を視察した。
以 上

 

お問い合わせ先
市議会事務局
〒664-8503 伊丹市千僧1-1(市役所2階)
電話番号072-783-1344 ファクス072-784-8092

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