わが国では、輸血用の血液はすべて献血によりまかなわれています。最近では、人工血液も一部で臨床段階に入っていますが、まだまだ実用化には至っていません。近年少子高齢化により献血参加可能年齢の人口が減少しており、献血者数も減少傾向にあります。
特に若年層(10~30歳代)の参加が人口減少率以上に少なくなっていることが、大きな社会問題となっています。このままでは、安心できる医療環境を整えることが難しくなります。
そこで、献血は、病気やけがの治療に必要な輸血用血液を患者さんに届けるために、欠かせないボランティア活動です。せひ皆様の献血へのご理解とご協力をお願いします。
輸血用血液が不足する?
献血者が減少する一方で、輸血用血液の使用料は少しずつ増加の傾向にあります。
現在輸血を受けられている人の80%以上は、病気の治療に毎日使われています。また、輸血用血液の約85%が50歳以上の方々に使われます。主にがんや白血病、再生不良性貧血などの治療のために、定期的に輸血を必要とする患者さんにその大部分が使用されている他、心臓手術でも大量の血液を必要とします。
16歳~69歳の人
(65歳以上の人は、献血の経験がある人)
献血できる場所は、下記のページで検索してください。
問い合わせは兵庫県赤十字血液センター 電話078-222-5013
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