基準緩和型サービス従事者研修の指定研修実施者に係る指定について

更新日:2021年03月31日

「基準緩和型サービス従事者研修」は、介護予防・日常生活支援総合事業における、伊丹市独自の基準によるサービス(基準緩和型サービス)の従事者に対し、受講修了を定めている研修です。

この研修は「伊丹市」または、市長から「指定研修実施者の指定を受けた介護事業所等の運営法人」が実施することができます。

指定研修実施者の指定に関する申請等については、下記の内容で手続を行ってください。

1.指定研修実施者の要件

指定を受けるには、以下の(1)~(4)の基準を全て満たすことが必要です。

 

(1)下表「実施しなければならない課程」に掲げる科目に応じ、それぞれが掲げる時間数の課程を全て実施することができること。

(2)伊丹市介護予防・日常生活支援総合事業実施要綱第10条第2項各号のいずれにも該当しないこと。

伊丹市介護予防・日常生活支援総合事業実施要綱 (PDF:83.1KB)

(3) 受講者等の個人情報の保護について、関係法令に従い適切に管理する体制を有していること。

(4)(1)~(3)に掲げるもののほか、研修の実施に関し支障がないものと認められること。

「実施しなければならない課程」

≪(1)関係≫

1

介護保険制度の理解

1時間30分

2

高齢者の尊厳の保持と権利養護についての理解

1時間

3

介護予防・日常生活支援総合事業についての理解

1時間

4

高齢者の心身の変化並びに老化及び栄養等についての理解

1時間30分

5

認知症についての理解

2時間

6

高齢者の生活援助についての理解

(訪問時のマナー等の理解)

2時間

7

適切なケアの実施についての理解

45分

8

研修修了からサービス提供までの流れについての理解

15分

留意事項

(注)表中5は、認知症サポーター養成講座として実施し、修了者にオレンジリングを配布すること。既に認知症サポーター養成講座を受講した者は、本科目の受講を不要とする。

(注)表中6は、訪問介護事業所のサービス提供責任者が講師を務めること。

[参考] 認知症サポーター養成講座について

・伊丹市や関係機関での開催予定については、市介護保険課へ問合せください。

・認知症サポーター養成講座基準や基本カリキュラムについては、下記サイトをご参照ください。

http://www.caravanmate.com/aboutus/

[認知症サポーターキャラバンHPより「認知症サポーターキャラバンとは?」]

2.指定申請の手続について

1)指定申請の流れ

(1)事前連絡

(2)申請書の提出

(3)申請内容の審査

(4)指定の決定・不決定

・申請書の提出時に書類確認を行うため、事前連絡の上、来庁により申請してください。

・指定研修実施者の指定をした法人へは、市から指定通知書を交付します。

   事前連絡・申請書提出先

伊丹市役所1階22番窓口

介護保険課電話番号(直通):072-784-8037

2)指定申請書類

以下の申請書及び資料を整えて、市に申請してください。

基準緩和型サービス従事者研修に係る指定申請書 (WORD:46.5KB)

・実施しようとする研修の内容(科目・時間数)が分かる書類(任意様式)

・研修講師の職が分かる書類(任意様式)

・使用する研修テキスト(全科目分)

3)指定事項の変更または廃止の届出

・変更の届出

指定研修実施者として指定を受けた内容に変更が生じた場合は、指定様式にて市へ届け出てください。

指定研修実施者に係る変更届出書(様式第4号) (WORD:40.5KB)

・廃止の届出

研修の実施を廃止するときは、その旨を書面により届け出てください。(任意様式)

3.研修の実施について

 指定研修実施者の指定を受けると、介護事業所等の運営法人において基準緩和型サービス従事者研修を実施することができます。

研修を実施する際には、事前に、市へ開催日時等を連絡頂き、実施後には、受講者へ「修了証」を交付し、市へ「研修実施報告書」と「修了者名簿」を提出してください。

1)研修実施の流れ

(1)(市へ)研修実施の事前連絡

(2) 研修の実施

(3) (受講者へ)「修了証」交付

(4) (市へ)「研修実施報告書」・「修了者名簿」の提出

(5) 「修了者名簿」の保管

事前連絡・研修実施報告書等提出先

伊丹市役所1階22番窓口

介護保険課電話番号(直通):072-784-8037

2)修了証・研修実施報告書の様式

「修了証」(様式第1号) (WORD:38.5KB)

「研修実施報告書」(様式第5号) (WORD:45KB)

・「修了者名簿」(修了者の氏名、住所、生年月日を記載したもの)は任意様式

3)参考:過去のテキスト資料等

以下の資料は、過去に市が行った研修(平成29年1月・2月)で、使用したテキスト資料等です。自由に編集し、研修に使用して頂くことができます。

なお、このテキスト資料等は、参考に掲載しているもので、使用を強制するものではありません。研修に使用するテキストは、各指定研修実施者の任意のものを使用してください。

≪過去のテキスト資料等≫

研修次第 (PDF:43.9KB)

「介護予防・日常生活支援総合事業について」 (POWERPOINT:1.9MB)(次第中[資料2])

「高齢者の心身について」 (POWERPOINT:1.8MB)(次第中[資料3])

「認知症を知ろう~認知症サポーター養成講座~」 (POWERPOINT:1.1MB)(次第中[資料4])

「適切なケアの実施について(グループワーク)」 (POWERPOINT:376.5KB)(次第中[資料6])

「研修修了後からサービス提供までの流れ」 (WORD:27.9KB)(次第中[資料7])

一部、他機関資料は掲載を割愛しています。

4.Q&A ・実施要綱

基準緩和型サービス従事者研修の指定研修の指定研修実施者に係る指定についてのQ&A、および「基準緩和型サービス従事者研修」の実施に関する要綱です。

お問い合わせの前にご確認ください。

基準緩和型サービス従事者研修の指定研修実施者に係る指定について(Q&A ) (PDF:51.7KB)

伊丹市基準緩和型サービス従事者研修の実施に関する要綱 (WORD:19.3KB)

 

この記事に関する
お問い合わせ先

健康福祉部地域福祉室介護保険課
〒664-8503伊丹市千僧1-1 (市役所1階)
電話番号072-784-8037 ファクス072-784-8006