PR動画公開中!伊丹市消防局救助隊特別強化訓練を実施しました。

更新日:2021年09月07日

伊丹市消防局の精鋭部隊である救助隊が、毎年夏に開催される消防救助技術近畿地区指導会に出場するため、本年4月から8月までの間、特別強化訓練を実施しました。この指導会は近畿地区の各消防本部から選抜された救助隊員が、日頃の訓練成果を競い合うことで、過酷な災害現場に立ち向かうために必要な救助技術・体力・精神力を養うことを目的に行います。伊丹市消防局では「ほふく救出」「ロープブリッジ救出」「障害突破」の3種目に出場予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響により中止となりましたので、訓練成果を市民の皆様にご覧いただきたく動画を作成しました。救助隊の鍛えぬいた体力と洗練された技術をご覧ください。

ほふく救出

救助隊員1名が空気呼吸器を着装して、補助者が確保ロープを救助隊員の両足首に結着した後、救助隊員が横穴8メートルの奥にいる要救助者を小綱で結着、横穴内を引っ張って救出し、2人が協力して要救助者を5メートル先のゴールラインまで搬送するまでの安全確実性と所要時間を評価する訓練です

ロープブリッジ救出

設定された高さ7メートル、長さ20メートルの渡過ロープにより対面する搭上に救助隊員2名が進入し、要救助者を小綱で結着、渡過ロープに吊り下げて牽引して救出後、脱出するまでの安全確実性と所要時間を評価する訓練です。

障害突破

5人(補助者を含む)1組で、スタート地点からゴール地点に至る経路に設けられた5箇所の障害(3メートル高塀・はしご・ロープ渡り・ロープ脱出・煙道通過)を、互いに協力して救助者全員が突破するまでの安全確実性と所要時間を評価する訓練です。

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