消火器等の不適正な訪問販売・点検にご注意を!

更新日:2021年03月31日

7月に入り、市内で消火器などの不適正取引事案が発生しています。

不適正取引の内容

事案1

市内の事業所に男性2名が突然訪問し、消火器の点検を行うと言い、消火器4本のうち2本を持ち帰った。その後、同日中に消火器2本と点検報告書、高額な請求書を持ち再び現れ、請求額を支払ってしまった。

事案1

市内の事業所に男性2名が突然訪問し、自動火災報知設備の点検を行うと言い、点検を実施し始めた。不審に思った事業所が市内消防設備業者に問い合わせたところ、すぐに業者が現場へ駆けつけ、事情を聴取している最中に男性2名は立ち去った。

 

不適正取引の手口(消火器の例)

点検・事業所

いきなり事業所へ訪ねてきます(事前に電話をしてくる場合もあります)。その際、大手消火器メーカーなどに似た名前や、○○防災、○○設備など実際にあるような(実在業者を名乗ることもあります)名前で相手に信用させます。初めに内容を説明せず、一見合法的な書面に署名、押印を求めます。その後、素早く消火器を集め、その場で点検をしないで社内に搬入あるいは持ち帰ります(点検したように装うため)。再度訪問し高額な点検料金を請求します。

販売・一般住宅

いきなり訪ねてきます。その際、「消防署、市役所から来ました」「高齢者世帯を対象に点検を行っています」などの口調で相手を信用させます。家に設置してある消火器を見て、古い、期限切れなどの理由をつけてすぐに交換が必要と説明します。高額な請求を行い、料金支払い後、「後で消火器を持ってきます」と言い残しその場を立ち去ります。

被害に遭わないための注意点

・点検業者が来たときは契約業者かどうか必ず確認をし、身分証明などの提示を求める。

・安易に書類などに署名、押印をしない。

・不正を感じたらはっきりと販売、点検を拒否する。

・消防職員や消防団員、市役所職員が消火器や住宅用火災警報器などを訪問販売することはありません。

少しでも変だなと思ったら、購入または点検をしてもらう前に消防署に問い合わせてください。

この記事に関する
お問い合わせ先

消防局管理室予防課(指導グループ)
〒664-0881伊丹市昆陽1-1-1
電話番号072-783-0799