伊丹俳壇「虫」・歌壇「虫」(復刊第14号)

優秀作品

伊丹俳壇「虫」

最優秀賞

モーロクの書斎はカフェちんちろりん(平きみえ)

優秀賞

相棒の右京の影が昼の虫(諸富千歳)
郷町に虫の故郷()甦れ(藤田勇)
()道に()と休めば昼の虫(小松房子)
玉虫の母にぶつかる石舞台(堀ノ内和夫)
ほがらかにこおろぎが鳴く()川よ(戸田なお)

伊丹歌壇「虫」

最優秀賞

蜻蛉の群れなす野辺に振りかへる君よりゆらと透ける少年(松城ゆき)

優秀賞

Tシャツの背中を虫が這うけれどわたしはわたしを助けられない(岡野はるみ)
コンビニの誘蛾灯へと近寄りし虫に緊急指令を発す(小田虎賢)
食べたことなきピクルスも淀みなくはらぺこあおむし読み上げる吾子(小野史)
虫の息弱さの比喩とはこれ如何に斯くも力の漲る者を(石山哲也)
琥珀中に閉ざさる虫の目となりてみつめておりぬ朝の日照雨()を(瀬戸内光)

 

伊丹公論復刊第14号(通巻第33号)

地図情報

お問い合わせ先
教育委員会事務局生涯学習部 市立図書館「ことば蔵」(交流事業・貸室担当)
〒664-0895 伊丹市宮ノ前3-7-4
電話072-784-8170ファクス072-784-8169
【開館時間】平日:午前9時半~午後8時 土・日曜、祝・休日:午前9時半~午後6時
【休館日】月曜日、12月29日~1月3日
【図書整理日等】第1木曜(祝・休日除く)、特別整理期間(6月)は図書サービスが利用できません。1階・4階はご利用いただけます。

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