令和2年の自転車事故件数は、11月現在、累計で301件発生しており、昨年同月と比べ、75件の減少となっております。
3月以降、新型コロナウイルス感染症対策にかかる外出の自粛によって、伊丹市のみならず県全域において減少傾向にありましたが、緊急事態宣言が解除された6月以降は交通量も増え、自転車事故も増加しております。
交通人身事故件数の41.3%が自転車が関係する事故となっております。
自転車事故の約8割が、交差点やその周辺で発生しており、自転車利用者による交通ルールの違反が事故につながっております。主な違反として、止まれの標識がある交差点で、一時停止を怠ったことによる事故が多く発生しております。
交差点では、「止まる」、「見る」、「待つ」を必ず実践しましょう。
また、携帯電話(スマートフォン)等を使用しながらの運転、音楽を聴きながらの運転をするなどの「ながら運転」が原因で発生する事故も後を絶ちません。事故につながる行為ですので、絶対にやめましょう。
この季節、日没が早まっております。夕暮れ時と夜間は、車などの運転者から歩行者や自転車が見えづらく、重大事故が増加する傾向があります。外出時には、自転車のライトを早めに点灯し反射材などを身につけ、自分の存在を周囲に知らせましょう。
交通ルールを守り、安全運転を心がけましょう。
自転車事故発生状況 (月累計)
「交通事故統計」兵庫県警察本部より
伊丹市内自転車関連事故発生場所は、警察の情報を基に作成しており、実際の発生場所と異なる場合があります。